Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Lisez 少年連盟 (しょうねんれんめい) de 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 110 920 caractères · 219 écrans
「それについてぼくはきみに相談がある。ぼくらはこの土地を絶海の孤島と認定してしまったが、まだぼくらの探検しつくさない方面がある、それは東の方だ、ぼくは念のために東方を探検したいと思うがどうだろう、あるいは東のほうに陸地の影を見いだすかもしれぬからな」
「きみがそういうならぼくも異議はないよ。五、六人の探検隊を組織していってくれたまえ」
「いや、五、六人は多すぎる。ぼくはボートでもって平和湖を横ぎろうと思うのだ、ボートはふたりでたくさんだ、おおぜいでゆくとボートがせますぎるから」
「それは妙案だ、きみはだれをつれてゆくつもりか」
「モコウだ、かれはボートをこぐことが名人だ、地図で見ると六、七マイルのむこうに一条の川がある。この川は東の海にそそぐことになっている」
「よし、それじゃそうしたまえ、だがふたりきりでは不便だからいまひとりぐらい増したらどうか」
「けっこう、じゃぼくの弟次郎をつれてゆきたい」
「次郎君か? あんまりちいさいから、かえってじゃまになりゃせんか」
「いや、ぼくには別に考えがある。次郎は国を出てから急に沈鬱になって、しじゅうなにか考えこんでいるのはどうもへんだと思う、このばあいぼくはかれにそのことをたずねてみたいと思う」