Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
いけぶくろのみせ
山之口貘詩文集
山之口 貘
Lisez 山之口貘詩文集 (いけぶくろのみせ) de 山之口 貘 (やまのくちばく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 44 477 caractères · 93 écrans
おそらく人間とはなにかと、なんのために生きるかというようなことを、考えた経験のある人ならばそれを感じることが出来るに違いないのである。
つまりは「詩」といい、「人間」といい、それらは求められることによってその存在を主張し、存在することによってそれらは、繰り返し追究されなければならない性質のものだからと、ぼくはそうおもうのである。そこで、ぼくは、書くということ、それは、生きるということの同義語のようなものではないかとおもうわけである。前回で、バランスを求めるために詩を書くのであるとぼくは述べたがぼくなりの考え方として、それほど間違ってはいないような気がするのである。
わかったみたいなわからないみたいなことばかりをしゃべってしまったが、ふり返ってみると、浮浪の生活といい汲取屋の生活といい、その他ぼくの経験して来た生活は、ふざけたりおもしろがったりしてそういうことをしたのではなかった。ある意味で、それらはぼくにとって血の出るほどのいびつな生活で、たびたび、死んだ方がましなおもいなどもしないのではなかったが、いわば、詩がぼくにそうさせたようなものであり、詩という奴はまったくひどい奴で詩人をそういうめにあわせながら、生きろ生きろと耳うちをしてくる奴なのだ。