Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
Lisez 幕末維新懐古談 (ばくまついしんかいこだん) de 高村 光雲 (たかむらこううん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 4 952 caractères · 10 écrans
「ハハア、そうかね。そいつは驚いた。ちっともそんなことは知らなかった。じゃあこうしちゃあいられないな」
と、急に大騒ぎをやり出しました。後で聞くと、半さんの妻君が少しお転婆で、長屋中の憎まれ者になっていたため、当日の騒ぎのあることを知らせずに、近所の人たちは各自に立ち退いたのだそうですが、世にも暢気な人があればあるものです。
私と松どんとは、半さんの家の寝道具を背負い、もう一度出直して来ることをいい置き、元の道を通り抜けて、一旦、師匠の家に帰り、様子を話し、再び取って返して来ましたが、その時は以前よりも武士の数もさらに増し、シュッシュッという音も激しくなり、抜き身の槍の穂先がどんよりした大空に凄く光り、状態甚だ険悪であるから、とても近寄れそうにもありません。ソレ弾丸でも食って怪我をしては大変と松とも話し、一緒に家へ帰って、師匠に市中の光景などを手真似で話をしておりますと、ドドーン/\/\という恐ろしい音響が上野の方で鳴り出しました。それは大砲の音である。すると、また、パチパチ、パチパチとまるで仲店で弾け豆が走っているような音がする。ドドン、ドドン、パチパチパチという。