Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
かいせいガン
怪星ガン
海野 十三
Lisez 怪星ガン (かいせいガン) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 113 544 caractères · 227 écrans
歩いているのは一行五名だけだ。そのように見えるけれど、帆村の推定によると、この町なり通りなりには、大ぜいの怪星ガン人が往来して、ざっとうをきわめているにちがいないという。
帆村と三根夫は、あいかわらず一番うしろにならんで歩いていた。
「ねえ、帆村のおじさん。この町は、地球上のどの国よりも進歩したところですね。だって生活費がただなんだから、暮しに心配いりませんもの」
「生活費がただで、らくに暮らせるというところなら、地球のうえにだってあるよ」
帆村がいがいなことをいった。
「あるものですか。日本はもちろんのこと、アメリカだってソ連だって、生活費はただではないですもの」
「それはそうだ。しかしじっさい生活費がただであるところは、地球上にすくなくない。れいをあげよう。熱帯の島々に住んでいる原地人たちのほとんど全部が、衣食住に金をかけていない。かれらの食物はタピオカやタロ芋やバナナやパパイヤや、それから魚などだ。それらは自然に島にたくさんなっている。酋長のゆるしさえあれば、かってにそれをたべることができる。着るものは木の葉や木の皮で身体の一部分をかくせばいい。もちろんこれはただで手にはいる。