Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

きょうりゅうとう

恐竜島

海野 十三

Lisez 恐竜島 (きょうりゅうとう) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 98 662 caractères · 199 écrans

Aozora Bunko

と叫んだ。

玉太郎はそのとおりにした。紐は長かった。二十メートルどころではなかった。一つの紐の先に、次の太い紐が結んであった。それがおわりになるころ、また次の繃帯らしい細長い布片がつないであった。そして最後には、りっぱな丈夫なロープが水の中から筏の上へあがって来た。どこまでつながっているのかと、玉太郎は一生けんめい、うんうんとうなりながらロープを手許へたぐった。

「やあ、ごきげんいかがですな、玉太郎の王子さま」

という声に、おどろいて顔をあげると、もうそのときには、手のとどきそうなところにラツールの筏が近づいていた。玉太郎はロープといっしょに、ラツール氏の筏をどんどん引張っていたわけだ。

ラツールは、愉快そうに笑った。そして筏をどしんとつけた。

二人は手をにぎりあって喜んだ。

が、このままでは、ゆっくり手をにぎりあっていることも許されない。

「早いところ、筏は一つに組みなおすことが必要だ」

「やりましょう」

玉太郎は、腹のすいていることも、のどのかわいていることも忘れて、ラツール氏と共に筏の組みなおしをやった。

ラツールの方は、いろんな木を集めていた。