Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

せいだんつきのかがみ

政談月の鏡

三遊亭 円朝

Lisez 政談月の鏡 (せいだんつきのかがみ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 54 603 caractères · 108 écrans

Aozora Bunko

藤「えゝ殿様一体あの一件は何う云う事なんで、へゝゝ附かん事を伺います様だが、何ういう理由かあの金子をお上では不正金だって、三星の刻印が打って有るなどと申しますが」

武「うむ、彼金は芝赤羽根の中根兵藏方の家尻を切って盗んだのが丁度十二月十二日の晩でね、八百両取ったんだ」

藤「へえー、其の盗賊が知れませんので」

武「いや其金を取った賊は拙者だ」

藤「えへゝゝ御冗談を、えへゝゝ」

武「いや全くだ、何うも、悪い事を誰も知らん者は無い、賊を働くは悪い事で天道に背くとは思いながら、知りつゝ此の賊になるもねお家主、是は皆前生の約束事かと思う、悪いから止めようとしても止められんね、これは妙なもので、十四の時から私は盗賊を為ます」

藤「えへゝゝ御冗談ばかり」

武「いや冗談じゃアない、実は中国の浪士で両親共逝去なって伯母の手許に厄介に成って居ったが十四歳から賊心を発して家出をなし長い間賊を働いて居ったが是まで知れずに居ったのだがね」

藤「へえー全く殿様が」

武「あい、何うも止めようと思っても止められんものだね、私が取った金を遣ったんだと斯う云って出れば、お筆さんの助からん