Classiques japonais avec furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans
傳「そんな事を言ってはいけねえ、旦那腹を立ってはいけません、婆がね、娘の跡を追掛けたが、居ないから最う仕方がないが、お前さん腹を立っちゃアいけません、そこは処女で、仮令向うが惚れていても、気障だよお止しよと振払うのは娘っ子の情で、殊には二十二まで何だって島田で居る様な変り者だから、気短かに何う斯うと云うなア、からもう色をした事もないようで、極りが悪いじゃア有りませんか、何でも気長に往かなければいけません、旦那斯うしましょう」
典「もう手前の云う事は聴かぬ、種々の事を云って籤を投付けて」
傳「籤なんぞは何でも無い、此の前張倒されて溝へ落ちた人も有るそうでねえ、斯うなさい、娘を何うかして、そーッと他処へ連れて行こう」
典「連れて行って何うする」
傳「何うすると云ってまアお聞きなさい、何処かへ夜連出して、酷い様だが私一人ではいけねえ、ぎゃア/\云わねえ様に猿轡でも箝めて、庄吉と二人で葉広山へ担いで行って、芝原の綺麗な人の来ねえ処で、さて姉さん、是程惚れて居る者を宜く此間は大滝村で恥を掻かしたな、殺して仕舞うと云うのだが、可愛くって殺せねえ、若し云う