Classiques japonais avec furigana
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かたきうちふだしょのれいげん
敵討札所の霊験
三遊亭 円朝
Lisez 敵討札所の霊験 (かたきうちふだしょのれいげん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 125 950 caractères · 249 écrans
と云われ余りの事に腹が立ちますから起上って、おやまは又市の顔を睨みつけ、
やま「只た今出て行って下さい、呆れたお方だ、怖いお方だ、何ぞと云うと命を助けた疵が出来たと恩がましい事を仰しゃって猥らしい、此の間は御酒の機嫌と思いましたが、今の様子のは御酒も飲まずに白面の狂人、そんな事を仰しゃっては実に困ります、そんなお方とは存じませんで伯父も見損じました、只た今出て行って下さい」
又「お前、何で私が是程まで惚れたに愛想尽しを云って、年を取って男は醜くも、それ程まで思うてくれるか憫然な人という情がなければ成らぬが何んで其の様に憎いかえ」
四十三
やま「はい、あのお前さんが情知らずのお人かと存じます、惠梅様と云う女房が災難で切殺されて、明日法事をなさると云う、お寺参りに往く身の上じゃア有りませんか、その女房が死んで七日も経たぬ中に、私に其様な猥らしい事を言掛けるのは、余り情のない怖ろしいお方と、ふつ/\貴方には愛想が尽きました」
又「惠梅も憎くはないが、実は私が殺したのじゃア」
やま「え……」
又「さア、斯う私が悪事を打明けたら致し方はない、実は私が殺したのじゃア、お前此の間何と云うた、惠梅さんと云う