Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しんたからじま
新宝島
江戸川 乱歩
Lisez 新宝島 (しんたからじま) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 99 590 caractères · 197 écrans
すばらしいじゃないか。ねえ、哲雄君、そうだろう。保君、みっともない泣顔なんかするんじゃないよ。サア、元気を出して、又木のぼりをして、おいしい椰子の実を取っておくれよ」
「ウン、そうだね。一郎君はやっぱりえらいなあ。僕も考えなおしたよ。ロビンソンを見ならうんだ。ロビンソンは一人ぼっちで、舟もつくるし、稲もうえるし、牧場までつくって、無人島をすっかり住心地のよいところにしてしまったんだからね。僕たちもやろうよ。ねえ保君、早く椰子の実を取っておくれよ。そして、おなかがくちくなったら、三人でゆっくり、これからのことを相談しようじゃないか」
哲雄君も、しょげている保君をはげますようにいいました。
保君だって、チャメのター公の名にかけても、いつまでも泣顔してなんかいるわけにはゆきません。いきなりピョコンと飛びおきると、
「よし。じゃあ君達も下へ来て受けとるんだよ」
と、さけんだかと思うと、いきなり兎のように洞穴の外へ飛出して行きました。
そして、三人は又あのおいしい椰子の実のつゆをすすったのですが、その時はちょうど真昼で、外を歩きまわるのは熱くてしかたがありませんので、夜になってどんなことが起るかも知れないのだから、今の間に眠っておこうということになり、三人はすずしい洞穴の中にころがって、三時間ほどぐっすり昼寝をしまし