Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんぱん ほうろうき

新版 放浪記

林 芙美子

Lisez 新版 放浪記 (しんぱん ほうろうき) de 林 芙美子 (はやしふみこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 247 330 caractères · 497 écrans

Aozora Bunko

タゴールと云う詩人もインドのひとだそうだ。

野村さんは、通いにして、また一緒に住めばいいと云ってくれたのだけれど、私は心のなかにそんな気のない事をはっきりと自覚している。私は殴られる相手として薄馬鹿な顔をしているのは沢山だ。楽天家ぶっているのには閉口。あなたが、殴りさえしなければ戻って来たいのよと嘘を云う。

店へ戻ったのがお昼。がんもどきの煮つけと冷飯。息をもつかずのどを通る。近所の薬屋で桜膏を買って来てこめかみへ張る。胸の骨が痛いので、胸にも桜膏をいく枚も張りつける。

あわれこもりいのヒヤシンス

むらさきのはなびら

うす紅のべん

におう におう

尼ぼとけの肩。

うなばらにただよう屍

根株のひげ根の波よせて

におう におう

汐ざいの遠鳴り

波がしらみな北にむく。

伏せていこうはは

屍の炬燵

ほのかににおう

うつつ世のつかれ念仏

あくびまじりの或日の太陽。

自由に作曲が出来たら、こんな意味をうたいたい。

(三月×日)

うららかな好晴なり。ヨシツネさんを想い出して、公休日を幸い、ひとりで浅草へ行ってみる。なつかしいこまん堂。一銭じょうきに乗ってみたくなる。石油色の隅田川、みていると、みかんの皮、木裂、猫のふやけたのも流れている。