Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

いちかわくめはち

新編 近代美人伝 (下)

長谷川 時雨

Lisez 新編 近代美人伝 (下) (いちかわくめはち) de 長谷川 時雨 (はせがわしぐれ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 172 caractères · 277 écrans

Aozora Bunko

」

「それは無論、御在世ならば、先方の人物本位にと仰せられるに相違はない。」

「いや、しかし、子爵以下では、何とも当家の権威に係る」――(『古林の新芽』、一五二頁)

おお! まあ、なんと、そんなことで、華族名鑑をもってきても、選考難に苦しんだとは――

ここで、前記の、

「お前たちが選考してよろしい、己には今、これという心当りがない。」

という光瑞師のいったことが、まことに痛切に響いてくる。

私は一連枝にすぎないからと、一応辞退したというその人にも先見の明がある。私はその名もきいたが――

「世間的の地位なく」と断わるのは、若い人にむかって無理だと誰しもおもおう。それは、東の法主の後嗣者でもないのにという意味にとればわかる。だが、「才腕なき普通の連枝」とは、失礼なことを言ったものだ。この人、先ごろからの、東本願寺問題に、才腕ある連枝だとの評が高い。

かりそめの 別れと聞きておとなしう うなづきし子は若かりしかな

三夜荘 父がいましし春の日は花もわが身も幸おほかりし

緋の房の襖はかたく閉ざされて今日も寂しく物おもへとや

――『金鈴』より――

二

東西本願寺の由来は、七百年前、親鸞聖人の娘、弥女が再婚し、夫から譲られた土地に、父親鸞上人の廟所をつくったのにはじまる。