Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
はるはよみがえる
春はよみがえる
小川 未明
Lisez 春はよみがえる (はるはよみがえる) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 5 577 caractères · 12 écrans
「青服は、自分の口から、かけごとと殺生がなにより大好きだというのだから、やさしい顔はしていませんよ。酒屋のおじさんが、あの男は、べつに仕事もせず、競輪や、競馬で、もうけた金で、ぶらぶらして暮らすんですって。そして、お体裁にあんな日よけ眼鏡をかけているのだって。」
「そうか、与太者らしいな。まじめな人間なら、そんなふうをしないし、殺生をなにより好きだなどといわぬだろう。いまごろ、はやりもしない空気銃を、どこから持ち出したものか。」と、画家は、不審に思いました。
「あすこの空き地へ二軒つづきの家が幾つも建ったでしょう。あすこにいるんですよ。銃は家主から借りて、自分は打つのがおもしろいので、鳥は家主にやるといいました。家主は、戦争中、竹の子生活をした人から、時計や、双眼鏡や、空気銃など安く買い取ったのだと、やはり酒屋のおじさんがいっていました。」と、正吉は語りました。
「あたりが、やっとおちついて、昔のような平和がきたと思ったら、いつのまにか、人間の心が変わってしまって、信用どころか、なんだか危険で、油断ができなくなったよ。」と、画家は歎息しました。
「酒屋さんは、ああいうのを、アプレゲールとか、いうので、いままでの日本人とちがっているのだと、いっていましたよ。