Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あんこくにっき
暗黒日記
清沢 洌
Lisez 暗黒日記 (あんこくにっき) de 清沢 洌 (きよさわきよし) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 93 322 caractères · 188 écrans
一月三日(月)
一月四日(火)
頭山満のところにも遺書は送っておらぬ。これは頭山秀三の話である。
支那との交渉に役人はキチンと証書みたいにしないと承知しない。それでは支那側では呑まない。日支交渉でいちばん有望なときは、トラウトマンの仲介のころであった。蒋介石は英雄として死にたいと考えている。
一月三日(月)
植原悦二郎氏の家に敬意を表しに行く。彼は宇垣大將に望みを託したが、中野自殺に関し風評が立ったので、宇垣の首相説は見込みがないという。
午後、高木陸郎氏(支那問題研究家)を訪う。外交史研究所の相談をすると、満鉄の小日山(直登・満鉄総裁)に話せという。なるほどよい知惠だ。
帰りに岩波茂雄氏を訪問。紅茶にウィスキーを入れたのを飮みながら、気焔を吐く。岩波氏は至誠を何よりも高く評価する人だ。僕はその結果を評価する。僕は大久保、木戸を好み、彼は西郷を好む。岩波君の二男が僕と同感である。
一月四日(火)
夕刊に政府が戰時官吏服務令を決定したとて、それについて東條首相がまた訓示をしている。戰時官吏服務令は恐ろしく抽象的である。「不撓不屈、努力と工夫を画して、その責務を貫徹すべし」といった調子だ。