Classiques japonais avec furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
或(ある)時亥太郎が門跡様(もんぜきさま)の家根(やね)を修復(しゅふく)していると、仲間の者が「亥太郎何程(なにほど)強くっても此の門跡の家根から転がり堕(おち)ることは出来めえ」と云うと「出来なくって」と云って彼(あ)の家根からコロ/\/\と堕ちたから、友達は減ず口を利いて飛んだ事をしたと思って冷々して見ていると、ひらりっと体(たい)をかわして堕際(おちぎわ)で止ったから助かりましたが危い事でした。門跡様では驚いて、これから屋根へ金網を張りました。あれは鴻(こう)の鳥が巣をくう為かと思いました処が、そうではない亥太郎から初まった事だそうでございます。此の亥太郎が大喧嘩をいたしますのは後のお話にいたしまして、さて文治はお村を助けました翌日、友之助の主人芝口三丁目の紀伊國屋善右衞門(ぜんえもん)の所へ参り、友之助は柳橋の芸者お村と云うものに馴染み、主人の金を遣(つか)い込み、申訳がないから切羽詰って、牛屋の雁木からお村と心中するところを、計らずも私(わし)が通り掛って助けたが、何処までもお前さんが喧(やか)ましく云えば、水の出花の若い