Classiques japonais avec furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
(お)るが、何処の医者に掛って居(お)るかというと向うで秋田穗庵に掛ったという時蔑(けな)すのだ、彼(あれ)は藪(やぶ)医者でいかぬ、私(わし)の家伝に妙な薬があるからやる、礼はいらぬたゞやると云う、たゞは貰えぬと云うから、そんなら癒(なお)ったら書物を書いて貰いたいという、そこで目を治させるという情(じょう)の処でやるのだ」
忠「成程、恐入りましたねえ、仇(あだ)のある者に仇を復(か)えさず、仇を恩で復えして置いて、娘を己(おれ)の処へ嫁にくれぬかというと、向うで感心して、手付かず貰えますな」
蟠「そうではない、向うでも中々学問のある奴だから答が出来んではならぬ、それは穗庵に聞いて薬もあるが、早稲田(わせだ)に鴨川壽仙(かもがわじゅせん)という針医がある、其の医者が一本の針を眼の側(わき)へ打つと、其処(そこ)から膿(のう)が出て直ぐ治る、丁度今日行(ゆ)けば施しにたゞ打ってくれる、目は一時(いっとき)を争うから直ぐ行くが宜しい、私(わし)が手紙を書いても宜しいが、施しだからお出(いで)なさいというと、勧めによってひょこ/\出て行くだろう、処が鴨川壽仙は浅草山の宿(しゅく)へ越したから、それを知らずに早稲田まで行くと空しくなる、これから貴公が往って勧めて早稲田まで行くと夜遅くなり、お茶の水