Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

蟠「それは教われば宜しい」

と話をしている処へ穗庵がつか/\と這入って参りました。

穗「へー今日(こんにち)は」

蟠「さア此方(こっち)へ」

穗「先刻お人でございましたが、余儀ない用事で遅くなりました…いやこれは阿部氏(うじ)」

忠「これは久し振りでお目に懸りました、一昨日から飲過ぎて暑さに中(あた)り、寝ていて、今日(こんにち)漸(ようや)く出て参りました、今先生に聞いたが医者のことを聞かせてくれなくってはいかぬ」

穗「阿部氏は得心しましたか」

蟠「得心したから教えてくれぬではいかぬ」

穗「宜しい、眼病には内障眼と外障眼と二つあるが、小野庄左衞門のは外障眼でない、内障眼という治(じ)し難(がた)い眼病だ、僕も再度薬を盛りましたが治りません、真珠(しんじゅ)麝香(じゃこう)辰砂(しんしゃ)竜脳(りゅうのう)を蜂蜜(はちみつ)に練って付ければ宜しいが、それは金が掛るから、娘を先生の妾にくれゝば金を出してやると云うて掛合った処が、頑固な爺(じゞい)で、馬鹿呼(よば)わりをして先生もお腹立であったが、今まで耐(こら)えて居(お)った、貴公が行(ゆ)けば阿部忠庵(ちゅうあん)とでも云えば宜しい、向うは学者で医学の書物を読んで居(お)るから答えが出来ぬでは困るからね」