Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
友「そうか、そんなら話すが実は己(おれ)も死のうと思っている、という訳は、旦那の金を二百六十両を遣(つか)い込んで、払い月だがまだ下(さが)りませぬ/\と云って、今まで主人を云い瞞(くろ)めたが、もう十二月の末で、大晦日(おおみそか)迄には是非とも二百六十両の金を並べなければ済まねえから、種々(いろ/\)考えたが、此の晦日前では好(い)い工夫もつかず、主人に対して面目ないし、自分の楽(たのし)みをして主人の金を遣い果たして、高恩を無にするような事をして実に済まねえ、どうも仕方がないから死のうと覚悟はしても、死にきれねえと云うのは、お前(めえ)を残して行(ゆ)くのはいやだ、と思って七所借(なゝとこが)りをしても、鉄の草鞋(わらじ)を穿(は)いて歩いても、押詰(おしつま)った晦日前、出来ないのは暮の金だ、おめえ本当に覚悟を極めたら己と一緒に死んでくれないか」
村「えー本当、どうも嬉しいじゃアないか、私も実は一緒に死にたいと思っても、お前さんに云うのが気の毒で遠慮していたが、お前さんと一緒なら私ゃ本当に死花(しにばな)が咲きます、友さん本当に死んで下さるか」