Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
たのしいソヴェトのこども
楽しいソヴェトの子供
宮本 百合子
Lisez 楽しいソヴェトの子供 (たのしいソヴェトのこども) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 4 595 caractères · 10 écrans
そこでは、白い上被を着た保母さんがいて、御飯の世話をやき、少し大きくなったら、御飯のあとでアルミニュームのお皿を洗うことも教えてくれた。
――フフフフフ。
ミーチャは、歯みがき粉のアブクを口から垂らしながら思い出し笑いをした。
あすこに「赤い毛のワロージャ」とあだ名のあるいたずらっ児がいた。いつだったか、ポケットへ二十日鼠を入れて来た。女の児をそれでおどかしては泣かせて面白がってた。すると思いがけず白い上被の小母さんが「赤い毛のワロージャ」に、
――ワロージャ、お前ポケットに何いれてるの?
ときいた。ワロージャのやつ! 目玉キョロキョロさせてミーチャや女の児の方を見ながら、
――巻パンが入ってる。
と云った。
――そう、じゃ一寸見せて頂戴。
ワロージャのポケットへ小母さんが手を入れて、引き出したのは勿論例の二十日鼠だ。ワロージャは、自然の赤い毛よりもっと赤い顔して、身動きもしないで目玉ばっかり動かしてる。ミーチャは笑いたいようだし、小母さんがこわいようだし、矢張り身動きもしないで、二十日鼠の尻尾をぶら下げた小母さんを見つめてた。
――ワロージャ、変だね。