Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さつじんきょうのはなし
殺人狂の話
浜尾 四郎
Lisez 殺人狂の話 (さつじんきょうのはなし) de 浜尾 四郎 (はまおしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 10 549 caractères · 21 écrans
つづいて小児の内臓とおぼしきものが、半分くすぶりながら引ずり出されて来た。
そこで直にメネルーの身体が捜索された。
恐るべし! 彼の上衣のポケットの中から、小児の二本の腕が発見されたのであった。
最後にストーブの中から首が出て来たが、棚その他にかくしてあった肉片をすっかり出して見ると、実にルイズの身体は三十五の部分に切りわけられていたのである。
もはや何らの否認は許されなかった。
犯人の自白は次のようなものだった。
「午後四時頃に、水をくみに出た所、ルイズに出会ったんです。そこで私はその子を、へやにさそいました。何かいい物をやると云ったのです。まもなくしきりに帰りたがりましたが、私は部屋から出しませんでした。とうとうルイズは泣き出しましたが、それから後の事ははっきりおぼえていません。ただ夢中でルイズの咽喉をしめて殺した事を思い出します。私の手でしめたのです。それからマットをとって之に身体をくるんで、ベッドの中につっこみ側に私も横になりました。しかしその夜中私は眠れませんでした。朝になって両親が出かけてしまうのを見すまし、台所に行って庖丁でまずその身体を二つに切りさきました。