Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

みずのおんな

水の女

折口 信夫

Lisez 水の女 (みずのおんな) de 折口 信夫 (おりくちしのぶ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 18 525 caractères · 38 écrans

Aozora Bunko

産湯から育みのことに与る壬生部は、貴種の子の出現の始めに禊ぎの水を灌ぐ役を奉仕していたらしい。これが、御名代部の一成因であった。壬生部の中心が、氏の長の近親の女であったことも確かである。こうして出現した貴種の若子は、後にその女と婚することになったのが、古い形らしい。水辺または水神に関係ある家々の旧事に、玉依媛の名を伝えるのは、皆この類である。祖(母)神に対して、乳母神をば(小母)と言ったところから、母方の叔母すなわち、父から見た妻の弟という語ができた。これがまた、神を育む姥(をば・うば)神の信仰の元にもなる。

大嘗の中臣天神寿詞は、飲食の料としてばかり、天つ水の由来を説いているが、日のみ子甦生の呪詞の中に、産湯を灌ぐ儀式を述べる段があったのであろう。「夕日より朝日照るまで天つ祝詞の太のりと詞をもて宣れ。かくのらば、……」――朝日の照るまで天つ祝詞の……と続くのでない。祝詞の発想の癖から言うと、ここで中止して、秘密の天つのりとに移るのである。この天つ祝詞にそうした産湯のことが含まれていたらしいことは、反正天皇の産湯の旧事に、丹比ノ色鳴ノ宿禰が天神寿詞を奏したと伝えている。