Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

えいきゅうへいわのせんけつもんだい

永久平和の先決問題

大隈 重信

Lisez 永久平和の先決問題 (えいきゅうへいわのせんけつもんだい) de 大隈 重信 (おおくましげのぶ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 11 090 caractères · 22 écrans

Aozora Bunko

彼は恵王の「孰か能くこれに与する」との重ねての問に対して、「天下与せざる無し」と答え、更に「如し人を殺すを嗜まざる者有らば、天下の民皆領を引いてこれを望まん、誠にかくの如くんば民のこれに帰する由ほ水の下きに就くが如し、沛然として誰か能くこれを禦がん」と答えているが、孟子のこの言を進めた当時はもはや戦国も季世に属し、五覇七国雄強を競うて生民堵に安んぜざる事、四百年。怨嗟の声天下に満ちていた頃であったから、もはや悔改めの期熟せりと見たものであったろう。人を殺すを嗜まずとは、これを今日の語に換言すれば即ち人道である、正義である。正義、人道の帰するところはすべてこれ天命の帰するところ、国家はこれに因って統一されるに相違ない。これが孟子の理想であった。これを具体的に語るならば別に策有るべきであったけれども、それを孟子は明示せなかった。ただこの理想のみについて語るならば、時の古今に従ってなんらの変化有るべきで無く、今日といえどもこの正義人道に頼るに非ずんば、決してこの世に永遠の平和を冀求すべからざるものである。然らば如何にしてこの理想を実現せんか。この問に応じて今ここに現われたものは、即ちいわゆる国際連盟並びに民族自決という問題である。