Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

Lisez 渡良瀬川 (わたらせがわ) de 大鹿 卓 (おおしかたく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 280 528 caractères · 557 écrans

Aozora Bunko

さらに飲料水のことに触れて、井戸の数は未だ調べがつかぬが、家の内に毒水が入った分だけで九万八千八百八十八と御記憶ねがいますと言葉を区切った。

「その外、鉱毒の害が権利に及ぶことを申し上げなければならない」正造の声は一段と悲痛のひびきを帯びてきた。

「子供を小学校へ遣ることができない事情が出来てきた。学校どころではない、兄弟父子離散、実にいかなる言葉をもって申したならば、この惨憺たる有様を訴うることが出来るか。甚だしきは結婚まで害されているのである」

場内は水を打ったようにシンとなって、ただひかえ目な咳払いが聴えるばかりである。

「一方はかくの如くひどい目に遇わしておいて、一方の鉱業人の跋扈をそのままにしておくとは何事か。この鉱業人は古河市兵衛と申すものでございます。まさか本人の心ばかりでもございますまいが、よくこういう山師的の仕事には、山師が左右に附くもので、主人の知らない悪いことを沢山する。鉱業人一人を攻める訳ではないが止むを得ない。責任者であるから名をいうのである。その跋扈というものは実にひどいことをするので、前にも申した通り山の木を盗伐同様に伐り、三万五千町以上の地面を荒らし、人の権利までも奪い、衛生上十万の人を毒させ、そうして、己が栄耀を貪るのみならず、地方の人民がこれを請願しようとすれば、すぐに地方