Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

むだい(ろく)

無題(六)

宮本 百合子

Lisez 無題(六) (むだい(ろく)) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 608 caractères · 2 écrans

Aozora Bunko

私が見境いなくものを読みたがり出した頃は、山田美妙の作品など顧られない時代になって居た。一つも読んだことはないが、感情の表現を大体音声や言葉づかいの上に誇張して示したらしい。雲中語の評者たちから、散々ひやかされて居るが、同じ明治三十年に新小説に発表した「平八郎」の評 文学生。 市之進がお国の自殺を見たときの詞は、実に修辞の妙を極めて居るから、少し抜いて同好の士に示してやりたい。曰く

「旦、御新造、やれまツ、自、害か、馬ツ、何といふ、いけませんか、療治は、助かりませんかな、やれ、もツ、こんな綺麗な首に、こ、こんな石榴のやうな痍ツ、(中略)仕様ン無いなア、死ぬなんて、まツ、えツ、も、どうしたら、よう、やい、ひよウ、いけないかなア、助からないかなア、ち、畜生だなツ、ほんとうにイツ」悔しいが我々には、ち、畜ツ、ちえツ、もツ、お、及ばなイツ。

口まね。 ハツ、ヘツ、ヘイ八郎の評でござるか、チツ残念だツ、まツ、ほんとにイツ、びツ、びツ、美妙斎とも云はれる人が、こ、こんなものを書くとは、アツ、もう、仕様ン無いなア。

○この時代、一般にまだ義太夫口調の趣味失せず。美妙のどったんばったん的措辞も幾分その余波にや