Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
はちゅうかんじけん
爬虫館事件
海野 十三
Lisez 爬虫館事件 (はちゅうかんじけん) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 18 914 caractères · 38 écrans
「ときには湯を入れたりすることもあります」
「だが蟒の呼吸ぬけもないし、それに厳重な錠がかかっていますね」
「これは兎に角、論文通過まで、内部を見せたくない装置なんです」
「論文の標題は?」
「ニシキヘビの内分泌腺について――というのです」
そこへドヤドヤと、警官と園丁との一団が鴨田研究員を取巻いた。
「もうこの建物は天井から床下まで調べましたが、異状がありませんでした。唯残っているのは、あの三つのタンクですが、お言葉を信用してそのままにして置きます」
帆村はそれを聞くと飛出してきた。
「待って下さい。あのタンクは、是非調べて下さい」
「でも開けられないのですよ」帆村の見識り越しの警官が云った。
「そんなことは無い。ね、鴨田さん、開けた方が貴方のためにもいいですよ。あのタンクだけで、清浄潔白になるのじゃありませんか」
「いやそう簡単に明けられません」鴨田は強く反対した。「あれを明けると、爬虫館の室温や湿度が急降して、爬虫に大危害を加えることになるので、ちょっとでも駄目です」
「私は大したことはあるまいと思うのですが、演ってみては?」帆村は尚も主張した。
「いやそうは行きません。