Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 374 755 caractères · 745 écrans

Aozora Bunko

即物的です。例えば、お父さんが、挽回しようとして益※(二の字点、1-2-22)益※(二の字点、1-2-22)積極におやりになる、「そのまぶしさちゅうたら、ハアどないな活動写真にもありません」こういう表現。実にヴィヴィッドでしょう。田舎の活動写真なるものの感覚を通して全生活が集約されて居ります。どんな文学の才能だって捏造不可能ですね。

いろいろお母さんとお話していて、お父さんのことに及ぶと、お母さんがどの位お父さんの性格の真髄をつかんでいらしたか、そしていとしく思い愛していらしたか、まざまざとわかり、私に二重にわかって(お父さんの良人としての魅力とでも云うべきものが、極めてデリケートな点ですが)自分の胸に潮のさし迫る感じです。一昨日や昨日、私のかわきは激しくて、胸のふたがとれてしまって、風がじかに吹くようで本当に苦しかった。そしてやきもちをやきました。自分で笑いながら、目に涙をためながら。

夕刻、お母さんお出かけのすこし前軍事郵便着。隆ちゃんです。四月二十六日出。無事○○に上陸、直に宿舎に入り風呂に入り今手紙を書いています。お母様は東京へ御一緒ですかと、あなたによろしくをつたえて居ります。