Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

がひつにいきるごじゅうねん

画筆に生きる五十年

上村 松園

Lisez 画筆に生きる五十年 (がひつにいきるごじゅうねん) de 上村 松園 (うえむらしょうえん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 12 936 caractères · 27 écrans

Aozora Bunko

この老人は、桜戸玉緒といって桜花の研究者だったのです。また文人画の修業に京都に来ているという画学生から、竹や蘭の絵をもらったこともありました。

こうして私の絵好きは、親類知人の「女の子は、お針や茶の湯を習わせるものだ、女の子に絵など習わしてどないする」という非難もよそに、「本人の好きなことを、伸ばしてやりたい」という、しっかり者の母の味方で、当時、二、三人よりなかった女の画学生になるところまで来てしまいました。

府立画学校に入る

十三、四の頃でした。今の京都ホテルのある場所に、京都府立画学校が設けられてありましたので、早速そこに入りました。初めは、花鳥を習いました。唐紙にお手本を写し描き、運筆の練習をいたしました。時には写生をしたり、古画の模写等をしました。私は幼い時から、母から江戸絵の美人画を与えられたせいか、人物画が好きでした。けれど画学校では人物画は一番難しいものとして、最後に教えることになっておりました。師の鈴木松年先生が私の心持を知って、

「それほど人物が好きなら学校の帰りに私の処にお寄りなさい。特に人物画を教えて上げましょう」

といって下さったので、大喜びで松年塾へ通いました。