Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

はくもくれん

白木蓮

豊島 与志雄

Lisez 白木蓮 (はくもくれん) de 豊島 与志雄 (とよしまよしお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 12 039 caractères · 24 écrans

Aozora Bunko

「梶山さん、強がったってだめよ。富久子さんと浮気も出来ないくせに、喜美ちゃんと結婚するなんて……。」

「浮気をしないから、結婚するのさ。」

「だめよ、梶山さんじゃあ。第一、年があまり違いすぎるし、何から何までつりあわないわ。だから、喜美ちゃんと結婚するなんて、それもやっぱし浮気じゃないの。そんな浮気なら、わたしが封じちゃうわよ。石塚さんと同じことよ。」

石塚のことなら、私もだいたい知っている――。大商店の二男坊とかで、年も若く顔立もととのっていて、きれいにとかした髪をポマードで光らしていた。カツミによく現われて、甘いものや辛いものを飲んでいった。しんから酔っ払ってることはないが、いつも適度に酔ってる風をしていた。しばしば、何か手頃なものを、特別な菓子とか特別な石鹸とか、喜美子に持って来てくれ、ゆっくり話しこんでゆき、また、映画や芝居へ連れ出そうとした。その石塚が、喜美子に対して、次第にしつっこく大胆になってきた時、桃代は彼を或る待合へ誘い込んで、小秀という若い妓とくっつけてしまった。それからカツミで、石塚に出逢うと、どうして小秀さんを連れて来ないかと、そんなことから、巧みな言い廻しで、彼と小秀との仲を皆に披露してしまったのだ。