Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい
美術学校時代の岡倉先生
板谷 波山
Lisez 美術学校時代の岡倉先生 (びじゅつがっこうじだいのおかくらせんせい) de 板谷 波山 (いたやはざん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 7 979 caractères · 16 écrans
学校では祭日にはかならずお酒を飲ませた。先生と生徒といっしょになってやるんです。祭日にかならずやるんだから。ことに正月には一抱えもある大盃で、それをみんなが飲むんです。年長者から飲みはじめましてずっと廻る。盃に何年何月飲みはじめ誰と書いて、加納さんが最年長者で飲みはじめました。何升か入るんでしょう。一人で持てんから給仕が介添えして飲む。先生は一口ぐらいずつ飲みまして、口をふいて次の先生に譲っていく。生徒は豪傑が総代で出て、頂戴しますといって最初に白井雨山が飲んで、天岡均一が飲んで、天草神来が飲み――あれはうまくなる男でしたが早く死んじゃった。しまいにはやけになって酒を飲んだようで、身体をこわして惜しいことをしました。熊本の男で、快活なおもしろい男だったんですが、生きていたらうまかったでしょう。菱田春草と仲がよかった。それから西郷孤月なんかうまかったですよ。
先生は馬に乗って学校へ来たんです。その馬なるものが後三年絵巻の武者が乗ったあの馬みたいに、漢方の医者の家にあったものをもらってきたといっていましたが、尻尾と胸のところに紫の房が下がっていて、鞍は日本の鞍です。