Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

そうもくとう

草木塔

種田 山頭火

Lisez 草木塔 (そうもくとう) de 種田 山頭火 (たねださんとうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 1 123 caractères · 3 écrans

Aozora Bunko

柿

楢の葉

柿

前も柿、後も柿、右も柿、左も柿である。柿の季節に於て、其中庵風景はその豪華版を展開する。

今までの私は眼で柿を鑑賞していた。庵主となって初めて舌で柿を味わった。そしてそのうまさに驚かされた。何という甘さ、自然そのものの、そのままの甘さ、柿が木の実の甘さを私に教えてくれた。ありがたい。

柿の若葉はうつくしい。青葉もうつくしい。秋ふこうなって、色づいて、そしてひらりひらりと落ちる葉もまたうつくしい。すべての葉をおとしつくして、冬空たかく立っている梢には、なすべきことをなしおえたおちつきがあるではないか。

柿の実については、日本人が日本人に説くがものはない。るいるいとして枝にある柿、ゆたかに盛られた盆の柿、それはそれだけで芸術品である。

そしてまた、彼女が剥いでくれる柿の味は彼氏にまかせておくがよい。

柿は日本固有の、日本独特のものと聞いた。柿に日本の味があるのはあたりまえすぎるあたりまえであろう。

みんないつしよに柿をもぎつつ柿をたべつつ

楢の葉

楢の葉はおどろきやすい。すこしの風にも音を立てる。枯れても、おおかたは梢からはなれない。その葉と葉とが昼も夜もささやいている。