Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
御懇命を受けました、志摩などは誠にあゝいうお方様がと存じましたくらいで、へえどうか又何ぞ御用に立つ事がありましたら御遠慮なく……此処は役所の事ですから、小屋へ帰りまして仰せ聞けられますように」
祖「千万有難う」
と仕方なく/\祖五郎は我小屋へ立帰って、急に諸道具を売払い、奉公人に暇を出して、弥々此処を立退かんければなりません。何処と云って便って往く目途もございませんが、彼の若江から春部の処へ送った文が残っていて、春部は家出をした廉はあるが、春部が父を殺す道理はない、はて分らん事で……確か梅三郎の乳母と云う者は信州の善光寺にいるという事を聞いたが、梅三郎に逢ったら少しは手掛りになる事もあろうと考えまして、前々勤めていた喜六という山出し男は、信州上田の在で、中の条村にいるというから、それを訪ねてまいろうと心を決しまして、忠平という名の如く忠実な若党を呼びまして、
祖「忠平手前は些とも寝ないのう、ちょいと寝なよ」
忠「いえ眠くも何ともございません」
祖「姉様と昨夜のう種々お話をしたが、屋敷に長くいる訳にもいかんから、此の通り諸道具を引払ってしまった、併し又再び帰る