Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
暫く経つと密と抜足をして廊下をみしり/\と来る者があります。古い家だから何なに密と歩いても足音が聞えます、早四郎は床の内で来たなと思っていますと、密と障子を開け、スウー。早四郎は障子を開けたなと思っていますと、ぷつり/\と、吊ってありましたの吊手を切落し、寝ている上へフワリと乗ったようだから、
早「何だこれははてな」
と考えて居りますと、片方では片手で探り、此処ら辺が喉笛と思う処を探り当てゝ、懐から取出したぎらつく刄物を、逆手に取って、ウヽーンと上から力に任せて頸窩骨へ突込んだ。
早「あゝ」
と悲鳴を上げるのを、ウヽーンとりました。苦しいから足をばた/\やる拍子に襖が外れたので、和尚が眼を覚して、
僧「はゝ、夜這が来たな」
と思いましたから起きて来て見ると、灯火が消えている。
僧「困ったな」
と慌てゝ手探りに枕元にある小さな鋼鉄の如意を取って透して見ると、判然は分りませんが、頬被りをした奴が上へ乗しかゝっている様子。
僧「泥坊」
と声をかける大喝一声、ピイーンと曲者の肝へ響きます。
曲者「あっ」
と云って逃げにかゝる所へ如意で打ってかゝったから堪らんと存じまして、刄物で切ってかゝるのを、胆の据った