Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
事で」
作「一応検めて見よう」
と眼鏡をかけて段々改めて、
作「あゝー先ず無事で安心を致した、是れは八年前に是れだけ毀したのを金粉繕いにして斯うやってある、併し残余は瑕物にしてはならんから、どうかちゃんと存して置きたい、是れだけ破った奴があって、不憫にはあったが、何うも許し難いから私は中指を切ろうと思ったが、それも不憫だから皆な無名指を切った」
千「怖い事でございます、私は此のお道具を扱いますとはら/\致します」
作「是れは無い皿だよ、野菊と云って野菊の色のように紫がゝってる処で此の名が有るのじゃ、種々先祖からの書附もあるが、先ず無事で私も安心した」
と正直な堅い人ゆえ、検めて道具棚へ載せて置きました。すると長助が座敷の掛物を片附けて、道具棚の方へ廻って参いりました。
長「お父さま」
作「残らず仕舞ったか」
長「お軸物は皆仕舞いました」
作「客は皆道具を誉めたろう」
長「大層誉めました、此の位の名幅を所持している者は、此の国にゃア領主にも有るまいとの評判で、お客振りも甚く宜しゅうございました」
作「皆良い道具が見たいから来るんだ、只呼んだって来る