Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
事じゃから云っても宜かろう」
源「何卒それだけは御勘弁を」
秋「云えんかえ」
源「へえ、何うもそれは御免を蒙ります」
秋「併し源兵衞、是までに話を致して、依頼者の姓名が云えんと云うのは訝しい、まだ手前は悪人へ与み致して居るように思われる、手前が云わんなら私の方で云おうか」
源「へえ」
秋「神原五郎治兄弟か、新役の松蔭かな」
源兵衞は仰天して、
源「よ好く御存じさまで」
四十二
喜一郎は態と笑を含みまして、
秋「何うも其辺だろうと鑑定が附いていた、ま宜しいが、彼の松蔭並びに神原兄弟の者はなか/\悪才に長けた奴ゆえ、種々罠をかけて、私が云ったことを手前に聞くまいものでもないが、手前決して云うな」
源「何う致しまして、云えば直ぐに私が殺されます、貴方様も仰しゃいませんように」
秋「私は決して云わん、首尾好く悪人を見出して御当家安堵の想いを為すような事になれば、何うか願って手前に五人扶持も遣りたいの」
源「何う致しまして、悪人へ与み致しました罪で、私はお手打になりましても宜しいくらいで、私は命さえ助かりますれば、御扶持は戴きませんでも宜しゅうございます、お出入りだけは相変らず願います」