Classiques japonais avec furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
權「えゝい、其様なことを云ったって、今日誠実を照す世界に神さまが有るだから、まア私が言うことを聞け」
長「いや、お父さまは何と仰しゃるか知らんが、どうも此の長助には未だ腑に落ちない事がある權六手前が毀したと云う何ぞ確な証拠が有るか」
權「えゝ、証拠が有りやすから、其の証拠を御覧に入れやしょう」
長「ふむ、見よう」
權「へえ只今……」
と云いながら、立って土間より五斗張の臼を持ってまいり、庭の飛石の上にずしーりと両手で軽々と下したは、恐ろしい力の男であります。
權「これが証拠でごぜえます」
と白菊の皿の入った箱を臼の中へ入れました。
長「何を致す/\」
權「なに造作ア有りません」
と何時の間に持って来たか、杵の大きいのを出して振上げ、さくーりっと力に任せて箱諸共に打砕いたから、皿が微塵に砕けた時には、東山作左衞門は驚きました。其処に居りました者は皆顔を見合せ、呆気に取られて物をも云わず、
一同「むむう……」
作左衞門は憤ったの憤らないのでは有りません。突然刀掛に掛けて置いた大刀を提げて顔の色を変え、
作「不埓至極の奴だ、汝気が違ったか、飛んだ