Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
こんにゃくぼん
菎蒻本
泉 鏡花
Lisez 菎蒻本 (こんにゃくぼん) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 14 957 caractères · 30 écrans
部屋着の腰の巻帯には、破れた行燈の穴の影も、蝶々のように見えて、ぞくりとする肩を小夜具で包んで、恍惚と視めていますと、畳んだ袖を、一つ、スーと扱いた時、袂の端で、指尖を留めましたがな。
横顔がほんのりと、濡れたような目に、柔かな眉が見えて、
貴方は御存じね――」
延一は続けさまに三つばかり、しゃがれた咳して、
「私に、残らず自分の事を知っていて来たのだろうと申しまして、――頂かして下さいましな、手を入れますよ、大事ござんせんか――
と念を押して、その袂から、抜いて取ったのが、右の蝋燭でございます。」
「へい、」と欣八は這身に乗出す。
「が、その美人。で、玉で刻んだ独鈷か何ぞ、尊いものを持ったように見えました。
遣手も心得た、成りたけは隠す事、それと言わずに逢わせた、とこう私は思う。……
――どちらの御蝋でござんすの――
また、そう訊くのがお極りだと申します。……三度のもの、湯水より、蝋燭でさえあれば、と云う中にも、その婦は、新のより、燃えさしの、その燃えさしの香が、何とも言えず快い。
その燃えさしもございます。
一度、神仏の前に供えたのだ、と持つ手もわななく、体を震わして喜ぶんだ、とかねて聞いておりましたものでございますから、その晩は、友達と銀座の松喜で牛肉をしたたか遣りました、その口で、