Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
Lisez 落穂拾い・犬の生活 (おちぼひろい) de 小山 清 (こやまきよし) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 239 741 caractères · 486 écrans
当人はひどくいい男がっているんだがね。」
「あら、そんなことありませんわ。いいお名前ですわ。なにか澄んだ感じで。シャルル・ルイ・フィリップ、そんな感じですわ。」
「そうかね。僕は不賛成だな。もっとも君は本人を知らないからな。一眼見たら君もその印象を訂正したくなるよ。」
「まあ、そんなお姑さんじみたことばかりおっしゃって。」
「また、まあ、か。どうして君達女性はその、あらだとか、まあだとかいう感歎詞を頻発するのかね。君達がその月並調を止めてくれない間は、僕達作家はいかに努めても、会話の上に新風をもたらすことは出来ないね。」
「いやですわ。それは自己弁解というものですわ。」
「僕がなにを弁解するんだね?」
「先生が会話の描写があまりお上手でないってことは、ゆるぎない定評ですわ。」
小癪な女郎め。今度は軽くお小手というところだな。なかなか味をやるわい。
「へえ、そんな定評があるのかね。初耳だよ。知らぬは亭主ばかりだ。ともかく迂闊だった。御教訓は肝に銘じて忘れないよ。それにしても君は言葉の術には拙ないね。そんな、ゆるぎない、などという人に手錠をはめてしまうような言葉遣いをしてはいけない。