Classiques japonais avec furigana
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うしすてばうますてば
賤民とは何か
喜田 貞吉
Lisez 賤民とは何か (うしすてばうますてば) de 喜田 貞吉 (きたさだきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 116 870 caractères · 229 écrans
4 下級警吏としての放免
そしてこれらの中から採用せられた少数のものが、いわゆる庁の下部として依然放免の名を以て呼ばれ、盗賊の追捕、獄舎の警固、検非違使の随員、罪囚の護送等に役せられたものであったのだ。
4 下級警吏としての放免
放免が盗賊追捕に向った事は、前記「今昔物語」の、糸を盗んだ検非違使の話によっても明らかである。また同書に「放免共為二強盗一入二人家一被レ捕語」という話の中の放免は、東の獄の辺に住んだものどもだとあってみれば、無論検非違使庁の下部としての放免が、獄舎の辺に住んで、その獄舎の警固に任じていたものの事と思われる。同書の「西市ノ蔵ニ入ル二盗人ニ一語」の放免も、検非違使に随って蔵に閉じ籠められた盗人の追捕に向ったものである。また同書の「藤大夫 家ニ入二強盗一被レ捕語」は、藤大夫の宅に押し入りたる強盗を追捕せんが為に、藤大夫と懇意な検非違使の藤判官が、放免を呼んで実地を検証せしめ、その放免の検証に基づいて、盗人の党類を捕えたという話である。さらに同書「幼児盗レ瓜蒙二父不孝一語」は、放免の名は見えておらぬが、庁の下部が犯人を捕えてその親の許に連行し、これを恐喝した話であって、その庁の下部なるものが、いわゆる放免である事は申すまでもない。