Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

おどるちへいせん

踊る地平線(上)

谷 譲次

Lisez 踊る地平線(上) (おどるちへいせん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 168 926 caractères · 332 écrans

Aozora Bunko

名前の気に入ったやつを賭けるのだ。この姓名判断もあんまり莫迦にならない証拠には、私は、これで第一回のランモア競馬に「王様の行列」というのへ――名まえがいいから――二志賭けたら二十対一で二磅――二十円ばかり――儲け、つぎのウォリングトン競馬にもこの方法により、こんどは彼女が「雷風」で約五十円勝ち、大得意でいよいよダアビイになったところが――ここで私は思い出した。

きょうの六月六日が迫るにつれてこの二、三週間というものは、電車に乗っても料理屋へ行っても町を歩いても、車掌は切符をきりながら、給仕人は皿を運びながら、通行人は自動車に用心しながら、cat も spoon も、

『ダアビイには何が勝つでしょうね?』

『さあ――まずフラミンゴかキャメルフォウドでしょうな。』

『ダアビイは君、どの馬だと思う?』

『きまってらあな。キャメルフォウドかフラミンゴさ。』

『ねえ、ことしのダアビイじゃあ――。』

『あら嫌だ! もう判ってるじゃないの。フラミンゴか、さもなけりゃキャメルフォウドよ。』

なんかという騒ぎ。これを私が不幸にも小耳にはさんでいたので、今回にかぎり大事をとって独特の馬名判断法を廃し、その素晴しい人気の二匹の馬をふたりのあいだに分けて、私はフラミンゴをとり、彼女はキャメルフォウドへ、各二磅ずつ賭けた――ところが! 馬運