Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
おどるちへいせん
踊る地平線(下)
谷 譲次
Lisez 踊る地平線(下) (おどるちへいせん) de 谷 譲次 (たにじょうじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 141 823 caractères · 283 écrans
男の結髪に挿した貝の櫛、サアロンと呼ぶその腰布、ヴェテという着物、なかにはベルトつきの悪くモダンな洋式上衣や、理髪師の仕事服を一着に及んでいるはいからなのもある。
小蒸汽で上陸する。
桟橋を出ると直ぐハイシムの宝石店だ。微笑しているシンガリイス人の一団と、眼を射るような彼らの陣羽織だ。特産と好奇の店頭と、ライス・カレイの料理店だ。そして、カルジルの洋物百貨店と、マカン・マアカアの装身具屋だ。白孔雀は路傍の大籠に飼われ、手長猿は人の肩に止まり、蛇使いの女は鼻孔から蛇の頭を覗かせて、喇叭と腕輪のじゃらじゃらで人をあつめる。
見るべきものがあまりに多く、それが一時に四囲に殺到してくる。船中の倦怠に慣れた耳と眼の感覚には、これはどうかすると強すぎる色彩であり、刺激である。何にしても、この太陽美の甘酔! 直視すべく眼が痛い。
近くはこの欧羅巴区域。
広い散歩街の両側に、屋内通路と、赤、緑、白に塗り立てたおもて口、漆喰細工の稚い装飾、不可解に垂れ下った屋根、多角形に張り出ている軒、宝石・象牙・骨董を商う店、絹地屋――など、これらの商店はどこも象の模様で食傷している。