Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
れんかんき
連環記
幸田 露伴
Lisez 連環記 (れんかんき) de 幸田 露伴 (こうだろはん) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 49 281 caractères · 95 écrans
そこで宋主(真宗)は日本の国体に嘆美措く能わず、又寂照の風神才能に傾倒の情を発して、大にこれを悦び、紫衣束帛を賜わり、上寺にとどめ置かせたまいて号を円通大師と賜わった。前世因縁値遇だか何だかは知らぬが、此頃寂照は丁謂と相知るに至った。
丁謂は恐しいような、又然程でも無いような人であるが、とにかく異色ある人だったに違い無く、宋史の伝は之を貶するに過ぎている嫌がある。道仏の教が世に出てから、道仏に倚るの人は、歴史には大抵善正でない人にされていると解するのが当る。丁謂が寂照と知ったのは年猶若き時であり、後に貶所に在りて専ら浮屠因果の説を事としたと史にはある。さすれば謂は早くより因果の説を信じていたればこそ、後年貶謫されるに至って愈々深く之を信じたので、或は早く寂照に点化されたのかも知れない。楊億の談苑によれば、丁謂が寂照を供養したとある。何時から何時まで給助したのか知らぬが、有力な檀那が附かなくては、寂照も長く他邦には居れまいから、其事は実際だったに違無い。
丁謂は蘇州長州の人、少い時孫何と同じく文を袖にして王禹に謁したら、王は其文を見て大に驚き、唐の韓愈、柳宗元の後三百年にして始めて此作あり、と褒めたという。