Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

らいほうとうものがたり

雷峯塔物語

田中 貢太郎

Lisez 雷峯塔物語 (らいほうとうものがたり) de 田中 貢太郎 (たなかこうたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 22 606 caractères · 45 écrans

Aozora Bunko

三日ばかりして蘇州府へ着いた。李将仕の手簡を見た范院長と王主人は、金を使って奔走したので、許宣は王主人の許へ預けられることになった。

許宣は王主人の許に世話になってから半年ばかりになった。彼はそこで毎日無聊に苦しめられていた。と、ある日、王主人が室へ入ってきた。

「轎に乗った女がきて、お前さんを尋ねている、了鬟も一人伴れている」

許宣は心当りはなかったが、好奇に門口へ出てみた。門口にはかの白娘子と青い上衣を着た小婢が立っていた。許宣は驚きと怒りがいっしょになって出た。

「この盗人、俺をこんな目に逢わしておいて、またここへ何しに来たのだ」

「私は、決して、そんな悪いものではありません、それをあなたに分弁したくてまいりました」

白娘子は心もち綺麗な首を傾げてさも困ったというようにした。

「いくら俺をだまそうとしたって、もうその手に乗るものかい、この妖怪」

許宣の後から出てきた王主人は、許宣に門前でやかましく言われては、隣家へつけてもていさいがわるいので、その傍へ往って言った。

「遠くからいらした方らしいじゃないか、まあ内へ入れて、話をしたらどうだね」

王主人はそう言ってから白娘子の方を見た。