Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ほしみせ

露肆

泉 鏡花

Lisez 露肆 (ほしみせ) de 泉 鏡花 (いずみきょうか) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 973 caractères · 32 écrans

Aozora Bunko

夜店は一列片側に並んで出る。……夏の内は、西と東を各晩であるが、秋の中ばからは一月置きになって、大空の星の沈んだ光と、どす赤い灯の影を競いつつ、末は次第に流の淀むように薄く疎にはなるが、やがて町尽れまで断えずに続く……

宵をちと出遅れて、店と店との間へ、脚が極め込みになる卓子や、箱車をそのまま、場所が取れないのに、両方へ、叩頭をして、

「いかがなものでございましょうか、飛んだお邪魔になりましょうが。」

「何、お前さん、お互様です。」

「では一ツ御不省なすって、」

「ええ可うございますともね。だが何ですよ。成たけ両方をゆっくり取るようにしておかないと、当節は喧しいんだからね。距離をその八尺ずつというお達しでさ、御承知でもございましょうがね。」

「ですからなお恐入りますんで、」

「そこにまたお目こぼしがあろうッてもんですよ、まあ、口明をなさいまし。」

「難有う存じます。」

などは毎々の事。

二

この次第で、露店の間は、どうして八尺が五尺も無い。蒟蒻、蒲鉾、八ツ頭、おでん屋の鍋の中、混雑と込合って、食物店は、お馴染のぶっ切飴、今川焼、江戸前取り立ての魚焼、と名告を上げると、目の下八寸の鯛焼と銘を打つ。