Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
アパートのさつじん
アパートの殺人
平林 初之輔
Lisez アパートの殺人 (アパートのさつじん) de 平林 初之輔 (ひらばやしはつのすけ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 19 579 caractères · 39 écrans
二 神村進の証言
二 神村進の証言
神村進は身長五尺八寸もある筋骨たくましい××倶楽部の野球選手で、年齢は二十九歳。みさをの情夫である。彼は係りの警官の取り調べに対して大要次のように答えた。
…………………………
私がみさをの室へ行ったのは午前十時頃でした。前もって電話でそのことを知らしてあったのです。
ノックをすると、中から、みさをの声で、
「鍵はかかってないわよ、はいりなさい」と言いましたので、私は中へはいってゆきました。
今日はちょうど××球場で試合があったので、私は××倶楽部のユニフォームを着ていました。ポーチで靴をぬいで、カーテンをあけてみると、みさをはベッドの上に仰向けに寝ていました。撮影のない日は、いつも十二時頃まで彼女は、寝ているのが習慣でした。もっとも、もう寝あきて、とうから眼をさましていたものと見えて、二つの眼を大きくあけて、宙を見つめながら、バットをふかしていました。うちにいる間は、朝起きるから夜寝るまで、ほとんど一分間の休みもなく莨をのむのがずっと前からの習慣だったのです。そして莨はバットに限られていたのです。近所の莨屋と特約しておいて、いつも五十入の箱をかってきて、いちいち箱をあけたり吸い口をつけたりするのが面倒くさいもんだから、一度に五箱位箱をあけて一本一本吸い口をつけて、それをボックスの中