Classiques japonais avec furigana
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マルおよびムレについて
マル及ムレについて
木暮 理太郎
Lisez マル及ムレについて (マルおよびムレについて) de 木暮 理太郎 (こぐれりたろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 15 258 caractères · 30 écrans
百済人伊志麻呂、姓ヲ福地造ト賜フ、
という記事がある、これは四年前の孝謙天皇の天平勝宝九年(即ち宝字元年)四月四日に、
其高麗、百済、新羅人等、久シク聖化ヲ慕ヒ、我俗ニ来リ附ス、志姓ヲ給ハランコトヲ願ハバ、悉ク之ヲ聴許セヨ、其戸籍ノ記、姓及ビ族字无キハ、理ニ於テ穏ナラズ、宜シク改正ヲ為セ。
との勅があったので、上申して姓を賜ったのであろう。上代に於ける三韓其他の帰化人は、一般に文化が進んでいたから、我国が彼地と関係の深かった頃は大いに尊敬され、その或者は朝廷にも重用されていたが、天智天皇の御代に任那の日本府を引払って以来、次第に交渉もうすれ、遂には帰化人として賤しめられるようになり、改姓を希望する者が多くなったので、この詔勅が下されたのである。伊志麻呂と同日に高麗人後部王安成等二人も高里連を賜わり、十八年後の宝亀十年三月十七日には、高麗朝臣福信が高倉の姓を賜わった。福信は武州高麗郡の人で、従三位に叙せられている。更に二十年後の延暦十八年十二月五日には、甲斐の百済人止弥若※(「丿/虫」、第3水準1-91-49)が石川、久信耳鷹長等が広石野の姓を賜わるなど、此等の時代には帰化人の改姓が盛に行われた。