Classiques japonais avec furigana
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アラスカのひょうが
中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河
中谷 宇吉郎
Lisez 中谷宇吉郎紀行集 アラスカの氷河 (アラスカのひょうが) de 中谷 宇吉郎 (なかやうきちろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 122 039 caractères · 248 écrans
シエラ雪研究所
この湖は気候の長期変化の研究資料としては、恰好の材料であろう。もちろん研究されたものがあるのかもしれないが、ビーズレイ博士もよく知らないといっていた。
荒涼たる沙漠、灼熱の岩山、濃藍の水。見渡す限り、およそ生物とは縁のない世界である。しかし、このもの凄じい景色の湖の中に、実はとんでもない魚が棲んでいるのだそうである。ブラック・バス(鱒の一種)の八十ポンド(九貫匁)もあるのがたくさんいて、時々インディアンがそれを捕って、リノの町などにも売りにくることがあるという。『西遊記』の世界には、それにふさわしい生き物がいるのである。
タクラマカンの死の荒野は、久しい間の私の夢であったが、その立派な雛型を、今度の旅行で見ることが出来ようとは、全く思ってもいなかった。アメリカという国は広い国である。
シエラ雪研究所
冬の間の雪が、年間降水量の大部分を占めるというこのネバダの半沙漠地帯では、雪が大切な水資源である。それで冬期間の降水量、即ち雪の量が非常に大切な気象的要素である。チャーチ博士の積雪水量調査が、この土地で生まれたのは、立派な理由があるのである。
この積雪調査は、現在では、チャーチ博士の手を離れて、アメリカの気象台その他の協同事業になっている。