Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
はたちのエチュード
二十歳のエチュード
原口 統三
Lisez 二十歳のエチュード (はたちのエチュード) de 原口 統三 (はらぐちとうぞう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 61 578 caractères · 125 écrans
――この病み衰えた霊魂は、カルタゴのごとく、城と共に自らを焼いてローマの一土に埋れ去るのか、あるいは放浪のユダヤ人と化して、故山を後にせねばならないのか、と。
*22
虻蜂とらず。――外国文字を国語で発音した上古の日本人よりも、さらに数等愚劣なのは、国語を外国文字で書こうという、近代の気狂いどもだ。
全く、われわれの民族は、間の抜けた発明の天才揃いに違いない。
*23
日本人の皮膚が、黄色い限り、日本人の瞳が黒い限り、日本人が日本語を話す限り、日本人は日本人である。
さて、それが、どうして恥ずかしいことなのだ――日本人よ。
*24
日本人は足を持たない。
賢明な奈良の大仏はすわっていた。愚かな明治の帝は、他人の足で動こうとした。
*25
「日本人である前に人間であれ」と、無知蒙昧な政治家は説く。
日本人はまず、この人間が、地中海産か、新大陸生まれか、シベリヤの落胤か、よく見究めた上で動かなくてはならぬ。
要するに、定義上の問題だ。哲学者たちは、けっして真の人間を教えはしなかった。彼らは彼らの亡霊を押しつけただけだ。