Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

かたきうちきょうだいがさ

仇討姉妹笠

国枝 史郎

Lisez 仇討姉妹笠 (かたきうちきょうだいがさ) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 80 178 caractères · 159 écrans

Aozora Bunko

……取られる理由もあるんですから、まあまあそいつア仕方ねえとしても、どうやらあっしというこの人間、あんなちょろっかの締め方じゃア、殺されそうもねえ罪業者と見え、次の瞬間にゃア生き返って、もうこの通りピンピンしていまさあ。……そこでこの屋敷へ飛んで来て、淀屋の独楽を取らねえ先に、あやめの阿魔に逃げられたってこと、松浦様にご報告すると……」

「それでは汝も松浦頼母の……」

重ね重ねの意外の事件に、主税は心を顛倒させながら、嗄れた声で思わず叫んだ。

恋人が盗賊とは

「あたぼうよ、ご家来でさあ……もっとも最初は松浦様のご舎弟、主馬之進様のご家来として、馬込の里の荏原屋敷で……」

「喋舌るな!」と叱るように一喝したのは、刀を杖のように突きながら、ノッソリと立ち上った頼母であった。

「お喋舌り坊主めが、何だベラベラと」

それから主税の側へ行った。

「主税」と頼母は横柄の態度で、主税を上から見下ろしたが、

「其方の恋女腰元八重、縛められてこの屋敷に居ること、さぞ其方には不思議であろうな。……その理由明かしてとらせる! お館にての頻々たる盗難、……その盗人こそ八重であったからじゃ!」