Classiques japonais avec furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lisez 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) de 高浜 虚子 (たかはまきょし) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 73 016 caractères · 144 écrans
「しんの座」は「真の座」の意か。酒のある間は月見を名として食ったり飲んだりばかりしていたのであるが、酒がなくなってしまうと、初めて月を見る気になって、本当の座について月を見るというのであろう。これも人間に対する諷刺の一つである。
百舌の声かんにん袋きれたりな 一茶
秋の小鳥の中でも百舌が高音を張り上げて鋭い声で鳴く、その声は堪忍袋の紐をきらしたような鳴きようだというのである。人がこらえにこらえていた癇癪を一時に破裂さした時のような声だというのである。単に百舌の声を形容したのでそれ以上の意味はないが、例の俗語を使用して百舌鳥を人間視したところが滑稽になっているのである。一茶の句としては浅い方で佳句ではない。一茶の滑稽には前の「くはれ残りの鴨」みたように涙のあるものが多いのであるが、この句はそれほどの深さがないのである。
善光寺門前憐乞食
重箱の銭四五文や夕時雨 一茶
この句は一茶らしい特色がないといえばないが、しかし前置にもある通り、特に乞食に対する同情がこの句になったのである。乞食を咏んだ句は随分あるけれども、大概それを余所から興味を以て眺めたり、冷かに眺めたりする句ばかりで、一茶のように深い同情を以てそれに対した句は滅多にない。