Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ろっぴゃくく
六百句
高浜 虚子
Lisez 六百句 (ろっぴゃくく) de 高浜 虚子 (たかはまきょし) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 17 752 caractères · 37 écrans
つばくろの飛び迷ひ居り霧の中
八月十五日 句謡会。箱根元箱根、松坂屋。
時化らしく尚も朝寝をつづけけり
霧の中舟の掃除をはじめけり
八月十六日 句謡会。箱根滞在。
玉蜀黍を二人互ひに土産かな
老の耳露ちる音を聞き澄ます
八月二十二日 山中湖畔下り山、楊の家にて俳句会。吉田、山中の俳人来る。
秋の蚊の歩をゆるむれば来り刺す
土の香は遠くの草を刈つてをり
木の股の抱ける暗さや秋の風
秋灯の下に額を集めけり
九月四日 家庭俳句会。小石川植物園。
虫売の荷を下ろすとき喧しき
秋の蚊を手もて払へばなかりけり
九月五日 句謡会。鎌倉、香風園。
鈴虫を聴く庭下駄の揃へあり
九月九日 二百二十日会。木挽町、田中家。
苔の道辷りしあとや墓まゐり
朝顔の鉢を置きたる墓の前
町中に少し入りこみ盆の寺
九月十日 七宝会。小石川白山、心光寺。
萩を見る俳句生活五十年
山霧に懐中電気ともしつつ
燈下親し山の庵にひとりをり
九月十一日 草樹会。丸ビル、精養軒。
悲しさはいつも酒気ある夜学の師
夜学の師少なき生徒一眺め
へつらうが如き夜学の教師かな
九月十二日 丸之内倶楽部俳句会。
月見までまだ日数あり葭日覆
だしぬけに吹きたる風も野分めき