Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こくをみる

古句を観る

柴田 宵曲

Lisez 古句を観る (こくをみる) de 柴田 宵曲 (しばたしょうきょく) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 166 028 caractères · 333 écrans

Aozora Bunko

唄につれ、人の拍子につれて、見よう見真似で踊って行く。踊の輪の二廻りも廻った時分には、大方踊の手振もおぼえたというのである。

踊の句には局外から見たものが多い。「一廻り待つ人おそき踊かな 尚白」などという句は第三者として踊の輪の廻るのを見る一例であるが、一荘の句は自ら踊の輪の中にあって、二廻りも廻っているところに特色がある。二廻り廻ってやっと踊をおぼえるあたりは、さすがに元禄人らしく、悠々たる趣があっていい。

秋風や葛屋はなれてひさご蔓    英之

葛屋のことは前に書いた。草葺屋根の家に絡んでいる瓢の蔓の末が、離れて虚空にある場合を捉えたものであろう。

必ずしも秋風のために吹き離れたものと解釈しなくても差支ない。葛屋も、それに絡んだ瓢も、その蔓の末も、悉く秋風の中にあると見ればいいのである。

日ぐらしの声に沓はく鞠場かな    一琴

蹴鞠というものはどういう時間にやるものか、またどの位の時間やっているものか、その辺の知識がないからよくわからぬが、無識のままにこの句を解すると、蜩の聞える夕方になって、そろそろ鞠でも蹴ようかという場合かと想像する。蜩も秋の季にはなっているが、これは夏のうちから鳴いており、東京あたりでは普通の蝉より早く鳴きはじめる。